こんにちは.ぐ~ままです.
ぐ~ままのBoyとGirlは,英検2級取得後,TOEFL Junior の勉強を進めています.理由の一つは,TOEFL Junior は,世界基準の英語試験だから.
ですが,TOEFL Junior は日本ではまだまだ認知度が低く,勉強しにくいのが難点.まだ受験者も少なく,ゆえにまだ参考書や問題集の類が少ないのがネックとなっています.加えて,過去問も出回っていないので,情報が少ないのです.
今日は,TOEFL Junior に興味を持ってはいるが,勉強方法で困っている人に,おススメの問題集をご紹介します.
TOEFL Junior の公式問題集
TOEFL Junior は今のところ,英検に比べて認知度が低く,参考書・問題集が少ないのが,学習者にとってはネックになっています.過去問も出回っていません.なので,試験を受けるにあたっては,問題の傾向をつかむためにもまずは,問題集を入手するのが必須となります.
公式の問題集として販売されているのは,今のところ以下の1点のみです.
この本は,テスト開発元であるETS(Educational Testing Service)が内容を作成しています.
TOEFL Junior の受験を検討し始めた人が問題傾向をつかむための入門書としてはいいでしょう.セクションごとに設問がタイプ別にわけられ,問題例やヒント,解説が記載されています.セクションごとの練習問題を解くことで,問題形式に慣れることできます.
ただ,問題量が少ないのが難点.練習問題は,各セクション10問程度.問題の形式に慣れる程度しかありません.正規テストとおなじ問題形式の模擬テストも1回分しかないので,対策問題集としては,これ1冊では物足りない感が否めません.
TOEFL Jr. のおススメの問題集
公式問題集はそれ1冊では練習量として不十分とはいうものの,今現在日本で出版されている公式の問題集は上記の1冊しかないのが現状です.
であれば,どうするか.
それは,海外の問題集を使うのが解決策です.
アメリカでも販売されているTOEFL Juniorの問題集です.3回分の模擬テストが入っているので,本番の試験と同様の練習ができます.
Journey to TOEFL IBT となっているので,最初はTOEFL IBT の対策本かと思いましたが,しっかりTOEFL Junior の問題集です.TOEFL Junior の延長にTOEFL IBT が位置付けられるので,そのような書き方になっていると思われます.
解説や説明もすべて英語なのですが,TOEFL Juniorの問題文はもともと英語です.問題集として割り切ってしまえば,練習にはなります.
リスニングは,QRコードからyoutubeにアクセスすることで,聞くことができます.youtubeはスピードも変えられるので,練習にはありがたいですね.
あと,ぐ~ままの本当のおすすめは,韓国の「Mater TOEFL Juniorシリーズ」です.韓国で出版されている本なのですが,実は韓国は英語教育においては,かなりの先進国.TOEFL Juniorのいい問題集も出版されています.
このMater TOEFL Juniorシリーズは,Listening,Language Form,Readingのセクションごとに問題集も3冊に分割されていて,その分,問題量が豊富です.設問がタイプ分けされ,タイプ別にかなり練習が積めるので,苦手分野の練習にも本当に役に立ちました.
ぐ~まま家のBoyとGirlもこの問題集をやりこんでおり,二人ともすでに800点越えなので,実績もあり自信をもっておすすめできる本です.
ただ,残念ながら現在日本では入手不可能になっているようです.先日までは日本でもAmazonで購入できていたのですが,最近は見かけなくなり,購入はできないかもしれません.
また,ぐ~ままは手に取ったことはありませんので良否は不明ですが,中国語の問題集はいくつも販売されています.結局,問題文は英語なので,何語で出版されていても問題ない気もします.ただ,ページ構成もわからないので,ちょっと不安はありますよね.
まとめ
TOEFL Junior は,英検に比べ,まだまだマイナーな試験.ですが,世界基準であることから,今後認知度は上がっていくものと思います.加えて,株式会社 公文教育研究会 がTOEFL Junior の国内事務局になっていることも,今後,追い風となるでしょう.
日本は,英語の4技能教育においては後進国.なので,英語教育先進国の韓国などの問題集を勉強に取り入れるのは,理にかなっていると言えます.Mater TOEFL Juniorシリーズの復活を願うばかりです.
(ぐ~まま)