こんばんは.とんとんです.今日も楽しい晩酌時間です.
お酒が弱いのに,この年になっておいしさに気づいてしまって,どうしても飲みたいとんとんですが,きっかけは「BARレモン・ハート」との出会い.原作は,古谷三敏氏の漫画.
毎回,人情味あふれるショートストーリーとともに,お酒がウンチクとともに紹介されます.ウンチクにもストーリーにも思わずひきつけられるものがあり,とんとんはすっかりハマりました.
原作は漫画ですが,とんとんが最初に出会ったのは,Amazon Prime Videoのテレビシーズの「BARレモン・ハート」.Amazonでいろいろお酒を物色していると,Amazon協調フィルタリングで,リコメンドされてきたのです.
興味本位で見始めたところ,すっかり虜になり,Amazon Prime Videoの無料対象番組だったこともあって,全部見ました.お酒のウンチクとほっこりする人情話の両方をいっぺんに楽しめるので,おススメです.
今日は,シーズン1 第18話「出発の酒」をあらすじとともに,番組で出てきたお酒を紹介していきます.
BARレモンハート シーズン1 第18話「出発の酒」
紹介されるお酒:グレンフィディック,バルヴェニー
あらすじ
始まりはメガネさんとマスターの二人.静かにいつもの時間が流れています.
静寂を破り,少し疲れたような青年が,レモンハートに入って来ます.落ち着きなく,迷いながら椅子に座ったものの,挙動不審のまま.
「お酒は?」とマスターに聞かれると,青年は「安くて強いお酒」.いかにもバーには合わないお客さんです.
嫌な顔を一切見せずに,静かに,安くて強いお酒をサーブしたマスター.すると,愚痴が始まります.
青年は双子で,お兄さんはエリート街道まっしぐら.一方の青年は,ニート街道まっしぐら.こんな仕打ちはひどすぎる,不公平過ぎてやる気も出ない,能力が有れば頑張るのに,なんて,愚痴愚痴です.
マスターはなんとか元気付けようと頑張りますが,愚痴は続きます.そんななか,痺れを切らせたメガネさんがカミナリを落とします.どうやら,青年はメガネさんの古い知り合いの息子さんのようです.
お兄さんのことも,良く知っているようです.影でのたゆまぬ努力も知っています.お兄さんは,なんと,早起きの習慣と仕事への意識を学ぶため新聞配達をしていたのです.
青年はそんなことも忘れて,自分に才能がないから努力しても無駄だと,決めつけて,ダラダラしていただけでした.そんな青年の目を覚ますために,メガネさんはカミナリを落とします.まだ,気づいていないのです.才能があるからエリートになれると思っているのです.お兄さんが毎日努力してたのに気づいてないのです.
そんな青年に,メガネさんが飲ませたお酒がグレンフィディックです.シングルモルトのエリートです.
青年はその美味しさに息を飲みます.でも,エリートだから美味しいと思っています.まだまだ,わかってないです.
そこで,すかさず,グレンフィディックのウンチクが始まります.
世界最古のシングルモルトウイスキー.ブレンドウイスキーが主流のなか,シングルモルトウイスキーで勝負にでたのです.笑われながら宣伝を続け,シングルモルトウイスキーをアピールし続けたのです.
今でこそ,シングルモルトウイスキーの方が有難がる風潮がありますが,当時は,シングルモルトウイスキーはサッパリ相手にされていなかった時代.そんな中でも,グレンフィディックを信じて,頑なに,シングルモルトウイスキーを貫いたのです.
長い長い間の努力を積み重ね,いつしか,シングルモルトのエリートと呼ばれるようになりました.
メガネさんは,残りのグレンフィディックを飲み干し,青年にお前にこのお酒を飲む資格は無いと言い残し,レモンハートを去ります.
時が変わって,レモンハートには松ちゃんとマスター,いつもの風景です.
そこにあの青年が入って来ます.エリートから程遠い松ちゃんは,優しく青年を慰めます.マスターは,諦めていません.お酒をヒントに,青年の目を覚まそうとがんばります.バルヴェニーです.
こちらもシングルモルトウイスキーです.なんとグレンフィディックと兄弟なのです.どこが兄弟?ウイスキーの兄弟って?どういうこと?となりますね.そこで,マスターが自慢げにウンチクを始めます.
グレンフィディックの蒸留所と同じ場所にバルヴェニーの蒸留所があります.生まれた場所が同じなのです.まさに兄弟です.
でも,出来上がった味は全然違います.
軽くさわやかなグレンフィディック.コクがあり風味豊かなバルヴェニー,と対照的な味わいです.
まるで青年とエリートのお兄さんのようです.もちろん,お兄さんがシングルモルトのエリート,グレンフィディックです.そして,青年がバルヴェニーです.
うんちくだけでは,終わりません.マスターは,青年と松ちゃんにバルヴェニーをサーブすることは忘れません.
バルヴェニーを飲んだ二人は,美味しさに驚嘆し,意気投合していきます.
そんな宴も忘れたころ,いつものレモンハートです.なんだか,マスターはうれしそうです.
あの青年から便りが来ているのです.あの青年はバルヴェニーのように,エリートを目指すのではなく,自分の道を見つけたようです.陶芸に打ち込んでいるようです.
便りと一緒に届いた,青年の初めての作品,三つのぐい飲みに,バルヴェニーを注ぎ,メガネさん,松ちゃん,マスターの三人で乾杯.
とんとんはこの話に出会い,グレンフィディックに取りつかれてしまいました.軽いさわやかな飲み口だけでなく,職人のような頑固さに,惹かれました.
Amazonで何度かポチっております.(バルヴェニーは少し高価なので,ぐーままの機嫌を見極めております...)
いつの日か手に入れて飲み比べしてみたいものです.
(とんとん)