こんばんは．ぐ~ままです．
ぐ~たらでズボラなぐ~ままが，ムリせず子どもの英語教育を成功させた秘訣をご紹介していきます．（小5，小4で英検2級）
ぐ~たらなぐ~ままにとって「子どもにつきっきりで，一緒に何かをする」ことは，一番，苦手で負担に感じてしまうことです．人間は，負担に感じるとだんだん続けるのがしんどくなり，結果，途中で挫折してしまいがち．なので，子どもの教育においては継続するために，親が，ムリをしないことが一番だと思っています．
そんなぐ~ままの子どもの英語教育は，ひたすら英語で映画（動画）を見せることでした．映画や動画を見せるだけなら，かけっぱなしでいいので親の手もかかりませんし，ムリなくできます．
今日は，この英語の映画・動画による，「英語のシャワー」の効果についてご紹介します．
英語脳って何？
突然ですが，「英語脳」という言葉を聞いたことはあるでしょうか？
英語脳は，文字通り英語を理解できる脳のことです．当然，英語が母国語の人は英語脳です．でも英語が母国語でない人が，母国語に変換することなく英語をそのまま理解できる脳が，英語脳なのです．
日本人が英語を話すのが苦手な理由の一つが，この英語脳がないからだと言われています．これまでの日本の英語教育では「訳す」ことが最優先でした．つまり，英語はまず日本語に訳し，日本語として理解することで，元の英語の意味を取る，という方法です．
この方法では，書かれた英語を正確に読み取ることはできるのですが，日本語への変換過程が含まれるため，どうしてもワンテンポ遅れてしまうのです．英語を聞いてもすぐに意味が分からず，考えている間に会話がどんどん先に進んでしまうので，リスニングや会話が苦手になります．
これに対して，英語脳がある人は英語を日本語に変換して理解するのではなく，英語をそのまま理解することができます．
実のところ，私は「英語脳」のことはまゆつばだと思っていました．でも，その存在は1997年に科学雑誌「Nature」に論文として発表されているそうです．それによると，外国語として英語を使用するときは，活動する脳の領域が母国語の時とは異なっていることが実験から証明されたそうです．
英語脳の作り方
では，どうすれば英語脳を作ることができるのでしょうか？
ひとつ言われているのは，おおむね8歳から9歳ごろまでは英語のシャワーを浴びることで比較的容易に作られるということです．
実は，子どもが通っている英語教室の先生からは「DVDでもなんでもいいので，とにかく毎日英語を聞かせてください」と言われていました．でも私は，「理解できないのに聞く必要なんてないんじゃないか？」とひそかに疑っていました．
でも，英語教室の先生はやはり正しかったと，今なら自信を持って言えます．
我が家にはゲームはありません．そのかわりに，映画や動画を英語で見ることは全面的にOKにしています（もちろんやることが終わってから）．すると，これなら怒られることなく見ることができるという安心感からか，ヒマさえあれば英語であっても動画や映画を見るようになったのです．
この効果は，すぐに英検で実証されました．英検は2人とも，5級から2級まで順番に受験しましたが，どの級でもListeningは90％以上の点数を取ることができたのです．これは，子どもたちに英語脳ができて，英語を聴いて，それをそのまま理解できるようになった成果だと思っています．
セリフが理解できなくても構わない
子どもたちは決してセリフを理解しているわけではありません．内容も本当にわかっているのか怪しいものです．でも，映像があるので，何となく何が起きているか理解することはできるし，何回も出てくる言葉は自然と覚えるようになります．（それが必ずしも，きれいな言葉とは限りませんが。。。）
何よりも大切なことは，英語を聞き続けることです．映像を見ているだけのように思えても大丈夫です．理解できていなくても，聞こうと思っていなくても，英語は耳に入ってきています．そして，それを毎日聞くことで耳が英語に慣れてくるのです．それが英語のシャワーの極意です．
友達のお母さんから，「うちの子は英語で映画を見せても，全然わかってへんし意味ないねん」と聞きました．少し前なら，私も「そうそう！」と同調していましたが，今は違います．それでいいんです！目はみているだけでも耳はちゃんと英語を聞いています．
なので，英語で映画を見せてください．子どもに英語のシャワーを浴びさせてください．映画を見せるだけなら，つきっきりにならなくてもいいですよね．ラクチンです．親が何もしなくても，いつの間にか英語脳ができて，英語を理解しています．
（ぐ～まま）
