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いちご狩り 章姫と紅ほっぺ,おいしいのはどっち??

こんにちは。ぐ~ままです。
先日、子どもの時以来ン十年ぶりにいちご狩りに行ってきました。

「いちご狩り」と聞けば、当たり前ですが、「いちご」。でも、品種のことは深く考えていませんでした。今回のいちご狩りでは、「章姫(あきひめ)」「紅ほっぺ」の食べ比べをすることができたので,味の感想と,栽培者の方に聞いたこぼれ話をご紹介します。

章姫(あきひめ)を食べた感想

章姫
出典:果物ナビ

章姫は、おそらくいちご狩りの中で一番よく見かける品種ではないかと思います。他のいちごに比べて細長いので、すぐに見分けられそうです。

一番よく見かけるのには実は理由があるのですが、それは後述します。

1口め

まず章姫からいただきました。一口食べると「あま~い!!」。取りたてなので、当然新鮮で、みずみずしい!! そのうえ、酸味も少なく非常に食べやすいので、最初にぱくぱくっといただきました。こんなにおいしいものが、まだまだ食べられるという幸せに包まれた瞬間でした。

2巡目以降

章姫と紅ほっぺの両方を食べ終えて、2巡目の章姫を食べていると、だんだん、ん?と感じるようになりました。いくつも食べたからか、ちょっと飽きてきたような気がしてきました。何て言うか、おおあじというか、、、。たまたまあたりが悪かったのかなとも思いましたが、どれを食べてもなんだか物足りないなと思うようになりました。

紅ほっぺを食べた感想

紅ほっぺ
出典:果物ナビ

紅ほっぺは、章姫とさちのかを掛け合わせてできた、いわば章姫の改良版。ということは、、、?

一口め

章姫を3つぐらいほおばって大満足の後に食べた紅ほっぺの最初の感想は、う~ん?

章姫に比べて少し甘みが抑えられいて、どちらかというと酸味があり、章姫ほどジューシーでもない。。章姫の方がおいしい!、これが正直な一巡目の感想でした。

2巡目以降

しかし、2巡目以降になると形勢は逆転。章姫が少しおおあじに思えて飽きてきた半面、紅ほっぺのほうが甘酸っぱくていちご本来の味がする!と思うように。

というわけで、2巡目以降はもっぱら、紅ほっぺをいただいていました。

章姫か?紅ほっぺか?

個人的な感想としては、章姫はみずみずしく甘いのですが、たくさん食べているとおおあじに感じられて、だんだん飽きてきます。

それに対して、紅ほっぺは、章姫の後に食べると甘みが少ないように感じられますが、甘酸っぱくて、いちご本来の味が楽しめます。あくまで私個人の意見ですが、紅ほっぺの方が食べ応えがあるように思いました。

章姫と紅ほっぺの特徴

章姫の最大の特徴は、果肉の柔らかさとみずみずしさ。ところが、それがあだとなり輸送には不向きな品種なのだそうです。みずみずしさは時がたてばすぐに失われてしまいますし、柔らかいということは輸送のうちに果肉が傷みやすいということです。

なので、その点では取ってその場で食べるいちご狩り向けの品種とも言えそうです。しかも、比較的栽培が容易で収穫量も多いのだとか。まさに、いちご狩りにうってつけの品種というわけなのですね。

紅ほっぺは、章姫の甘味の面と、さちのかの果肉がしっかりしていて甘みと酸味のバランスが取れている面を受け継いだ改良品種です。

というわけで、紅ほっぺの方が甘酸っぱくておいしい、と感じたのも、うなづける話だったんですね。

ここで、いちご農家の方から聞いたこぼれ話を書いておきます。

章姫は、実は栽培がそれほど難しくないそうです。簡単に言うと、苗さえ手に入れば、誰でも60~70点のいちごができるそうです。

この点も、章姫がいちご狩りに多い品種ということなのですね。栽培が容易で、それなりにおいしいいちごが簡単にできる、というのは大きな利点なのでしょう。

これに対して紅ほっぺは、章姫に比べると栽培のコツが必要なのだそうです。しかし、いちごのことをよく知ったいちご農家の人であれば、95点のいちごができる、というのです。つまり、いちごのプロが栽培したら紅ほっぺの方が断然おいしいということになるそうです。

これが本当であれば、紅ほっぺの方がおいしいと思った私の舌は、なかなか信頼できる・・・!?
それとも、騙されているだけ??

おいしいいちごの見分け方

さらに、今回のいちご狩りに欠かせない耳よりな話も聞いてきました。ずばり、おいしいいちごの見分け方。

おいしいいちごとは、基本的にはよく熟したいちごです。

章姫は、もともと赤色がそれほど濃いわけではないのですが、全体的に赤く色づいたいちご(他のいちごと比較して赤いもの)を選べば、だいたい正解です。つまり、赤いいちご=おいしいいちご、といえるのだそうです。

それにたいして、紅ほっぺは、すぐに真っ赤に色づくのですが、本当に熟すのはそれから2,3日後なのだそうです。つまり、赤いいちご=おいしいいちご が成り立たないのです。

紅ほっぺは、全体が赤く色づいた後、熟す頃になるとヘタまで赤くなります。なので、ヘタまで赤くなっているものを探すといいでしょう。

まとめ

いかがでしょうか?

個人的には、いちご狩りに行く前に知りたかった情報です。今度行くときはまた、紅ほっぺのいちご狩りに行きたいな~と思います。そして、ヘタまで赤くなったいちごを取りたいと思います。

(ぐ~まま)

(ぐ~まま)