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【トビタテ】親子の備忘録 ~親の忍耐力試し留学計画書バトル~ ⑥「問い」の設定のむずかしさ

―我が家のリアル:「問い」の設定に迷走した週末<学内締切5日前>

期末試験が終わり、校内の提出締切まであと5日。
ほぼゼロからのスタートで、間に合うのか?という焦りのなか、週末はトビタテ漬けがほぼ確定です。

トビタテ=探究活動

今回改めて実感しているのが、「トビタテ=探究活動ありきの留学」という点。

エージェント探しに奔走していて、その大事な点を忘れてました。

トビタテは『生徒等が自ら立案・作成した「探究活動」を含む留学』を支援する制度であり、この「探究活動」の部分が本当に厄介です。

募集要項によれば、探究活動とは「自らの興味や関心に基づいて問いを立て、情報を集め、分析し、協働しながら課題解決を目指す活動」とあります。つまり、ただ「行ってみたいところに行く」「(英語を)勉強してくる」では認められないのです。留学中に“自分の問い”に対して“どう挑むか”が問われます。

「問い」の設定

申請書に「問い」の例として挙がっているのは、
「○○と▲▲はどのように異なるのか?」
「◇◇にはどんな取り組みが必要か?」など。

必ず、疑問形にする必要があります。探究活動はその疑問を解決するための活動です。なので、「○○について学ぶ」「知見を広めたい」では残念ながら“問い”にならないのです。

長男の場合、テーマは物理系で決まったものの、肝心の問いがなかなか決まりませんでした。
博物館に行くことを留学の柱にする予定ですが、「見に行く」だけでは探究にならない。ホンネを言えば、博物館で実物を見たい——ただそれだけなんですが、それではトビタテの奨学金は通らないので、何とか「問い」のかたちにもっていかなければいけません。

しかも申請書では、この「問い」を起点に2100文字分の記述が求められます。

「問いの設定理由」(350字)
「活動計画」(850字)
「留学前の取り組み」(450字)
「留学後の展開」(450字)

全体の実に3分の1が「問い」に絡むの内容。ここで「問い」の設定をミスると全体が動きません。

できる探究から「問い」を考えた

「問い」が決まらない中で、長男がとった行動は、「博物館でできる探究って何があるだろう?」と考えることでした。

ここだけの話ですが、もともと博物館にはただ見に行きたい、という好奇心から今回のトビタテ申請を決めている長男。それだけでは探究にならない以上、博物館を見て回ることでできる探究を考えてみる、という荒業に出ました。

こんな探究をする

その探究の結果、導き出されそうな解は何?

その解にたどり着く「問い」は何?

と、完全に逆から攻めたのです。

本来の目的からは外れる攻略方法なので、おすすめできるものではありませんが、一つの解決策にはなるかなと思います。

また、この方法がよかったことは、先に探求内容を考えているので、一番文字数が多くて(850文字)おそらく一番比重も高いであろう「探究の活動計画」は比較的スムーズに書けたことです。探究の活動計画が書けると、留学前後の取り組みも書きやすくなります。

ちなみに、この問いの設定のために週末はほぼすべて潰れました。博物館の展示内容や特徴を調べまくり、探究内容を考え、「問い」を考え、、、、これで週末終了。

でも、この時間は、長男の将来を思うと貴重な時間になったと思います。自分の興味にとことん向き合ったことがほとんどなかったので、いい時間でした。こちらが、何かを提案しても、「いや、それには興味がない。」「うーん、面白そうだけど、やっぱイマイチ」など、、明確に自分の興味が把握できたんじゃないかと思います。おそらく、大学の進学もこの方面に向かうことでしょう。

さて、学校内締め切りまであと、実質2日。この時点で「問い」は決まったものの、実際の申請書の内容については、ほぼ手付かず。手伝いたい気持ちをぐっとこらえ、エールを送ります。

#B306