
この春、長男が無事に地元の公立トップ高校に合格することができました。英語が得点源になったことが合格の大きな後押しになったと心から実感しています。今回は、模試の点数が伸び悩んだ時期から、TOEFL Junior®で育てた英語の「地力」がどのように高校受験本番で花開いたのか、その体験をまとめてみました。
この記事の目次
中1のころ(英語の偏差値は50そこそこ)
正直言って英語の模擬テストの点数が思うように伸びず、親子でかなり焦りを感じていました。特に得点源になると信じて疑わなかった英語が足を引っ張る始末。周りの子たちが受験用の問題集や塾い始めて受験勉強を始める中、我が家ではまだ、TOEFL Junior®や多聴・多読を中心にした「おうち英語」スタイル。「このやり方で本当に大丈夫なのかな?」と不安になることもしばしばでした。
英語の偏差値は、50そこそこ。小5で英検2級をとっていたので「英語は大丈夫」という思いもあったのですが、見事に打ち砕かれました。
中2のころ(偏差値55をうろうろ)
TOEFL Junior®では、850点(900点満点)を超える点数を取り、英検準1級も合格して、ますます「英語が得意」という自負はあったにもかかわらず、依然として英語の得点が伸びず。学校のテストも平均点ぎりぎりで、内申的にもかなり焦りました。それでも、英語の先生の「地力はあるから、大丈夫」の言葉を信じて、内心キリキリしながら、スタイルは変えませんでした。
英語の偏差値は、55~60をうろうろしており、希望は見えてきたものの、まだまだ物足りない思いでした。
中3前期(偏差値60前後に)
さすがに、受験勉強のための塾に行き始めました。すると今まで学校では習っていなかった文法などを塾で教えてもらうようになり、受験英語にちょっとだけ慣れて、ようやく上向きになり、胸をなでおろしたものです。
英語は偏差値にして、ようやく60を超えるようになりました。
中3後期(いっきに偏差値70へ)
このころになると、入試本番に近い形式の模試や実戦的な問題に触れるようになり、状況は大きく変わりました。英語の偏差値は70前後までアップし、英語がしっかりと得点源になっていることを実感できるようになったのです。
特に印象的だったのは、記述問題が多い本番の入試。合格者平均が60点を下回るような難易度の高いテストだったのですが、長男は英語で80点を超える高得点を獲得できました。周囲が苦戦する中で、英語でしっかり点数を稼げたことは、これまでの積み重ねが間違っていなかった証拠。実際、英語での貯金が生きて、合格をつかみ取ることができました。
TOEFL Junior®で育てた「地力」でつかんだ高校受験合格
この結果を支えてくれたのが、TOEFL Junior®で鍛えてきた「読む・聞く」の総合力です。TOEFL Junior®は、英検や学校のテストとは違い、アカデミックな長文や日常生活に即したリスニングが出題されるため、英語を「知識」としてだけでなく、「運用する力」として身につけることができます。日頃から多聴・多読を通して英語に親しみ、TOEFL Junior®の問題集で実践的な力を養ってきたことで、難化する入試問題にも落ち着いて対応できました。
また、TOEFL Junior®の勉強を通じて、英語を英語のまま理解する「英語脳」も育ったと感じています。記述式の問題でも、自分の言葉で英文を書いたり、要約したりする力が自然と身につき、これが入試本番で大きなアドバンテージになりました。
まとめ
受験勉強の途中で模試の点数が伸び悩んでも、焦らず自分のペースで英語力を積み重ねていくことが大切です。TOEFL Junior®の学びは、入試本番で必ず大きな力になります。これから受験を迎えるご家庭にも、ぜひTOEFL Junior®や多聴・多読を取り入れて、「地力」をじっくり育ててほしいと心から思います。
高校受験は一発勝負ですが、日々の積み重ねが本番で花開くと実感しています。英語を得点源にできると、受験全体の自信にもつながります。おうち英語の力を信じて、ぜひチャレンジしてみてください。
つい先日、TOEFL Junior®の公式問題集が大幅リニューアルして出版されたので、おすすめです。


詳しくは、以下の記事で紹介しています。
(ぐーまま)