
海外留学や、最近増えている中学生・高校生の「海外修学旅行」。 そこで真っ先にぶつかるのが「現地の空港に着いてからスマホをどうするか」という問題。 到着したばかりの海外の空港でWi-Fiを探させたり、現地でややこしい設定をさせるのは、親としてもかなり心配になるし、本人にとってもハードルが高い。
そこで渡航前の準備としておすすめなのがahamo(アハモ)。 「短期留学」や「海外修学旅行」に、実際にかなり頼りになる存在。
今回は、留学・海外渡航目線でのahamoのリアルなメリット・デメリット、そして賢い使い方を実体験をもとに、まとめてみた。
海外渡航目線でのahamoの長所(メリット)
ここでは格安SIMについてうんぬん説明するものではないので、海外渡航(修学旅行、留学)目線でのメリットのみを解説する。
1. 着陸した瞬間にネットが繋がる安心感(修学旅行にも強い!)
海外の空港に着いたら、スマホの「データローミング」をONにするだけ。 面倒な事前申し込みや手続きなしで現地で使用可能な手軽さは最高。着いてすぐ親に「無事着いた」とLINEできる安心感は大きい。

ポケットWi-Fiだと荷物になるし、持ち歩いて失くしたりするリスクがある。自分のスマホだけで完結するahamoは、学校指定の連絡ツールを使う場面でも圧倒的に強い。
2. 追加料金なしで30GB使える(数日〜2週間の滞在ならこれだけで完結)
追加費用なしで、日本で使っている30GBの容量をそのまま海外で使用可能。 数日間の修学旅行や、1〜2週間のサマースクール・短期語学留学なら、現地のSIMを購入せずahamoだけで余裕で乗り切れる。
30GBあれば、動画を見まくらない限り、修学旅行での学校指定の連絡ツールを使用する際にも問題なく使用可能。

3. 日本の電話番号とSMS認証を維持できる
海外生活で地味に困るのが、アプリや各種サービスの「SMS認証」。 ahamoなら日本の番号を格安で維持できるため、海外に滞在したまま日本のサービスを利用したい時もスムーズ。
4. 帰国した時も「データローミング」をOFFにするだけ
帰国の際も、「データローミング」をOFFにするだけで、空港に着いた瞬間からいつも通りスマホが使える。 ポケットWi-Fiを返却したり、SIMを入れ替えたりする手間が一切不要。
海外渡航目線でのahamoの短所(注意点・落とし穴)
1. 長期留学の壁。「15日間」を超えると速度制限がかかる
修学旅行や短期留学なら問題ないが、長期留学の場合は注意が必要。 ahamoは海外でデータ通信を始めてから15日を過ぎると、通信速度が最大128kbps(激遅)に制限される。 この制限は帰国するまで解除されない。データを追加購入しても速度は戻らないため、「長期留学をahamo1本で乗り切る」のは不可能。
2. 海外での通話・SMSは有料(着信でもお金がかかる)
日本国内では「5分通話無料」が標準でついているが、海外での発信・着信はすべて有料。 特に注意したいのが「着信」。電話を受けるだけでも1分数十円〜数百円かかるため、海外での連絡はLINEやWhatsAppなどのデータ通信アプリに絞るのが基本。
3. 大盛り(110GB)にしていても海外では上限30GB
日本で「大盛りオプション」に入していても、海外で使えるデータ容量は上限30GBまで。 日本国内で使った分と合算されるため、渡航前に日本で動画を見すぎて容量を消費していると、海外で使える容量が減ってしまう点にも注意が必要。
目的・滞在期間別!ahamoの賢い使い方
滞在期間や目的に合わせて、おすすめの使い方まとめた。
| 渡航パターン | おすすめの使い方 |
| 海外修学旅行・短期留学(15日以内) | ahamoだけで100%完結。 ポケットWi-Fiレンタルや現地SIMの手配は一切不要。 |
| 長期留学(16日以上〜) | 最初の2週間をahamoで凌ぎ、現地で格安SIM(giffgaff等)を契約。 |
まとめ
ahamo(アハモ)は、単なる格安SIMというだけでなく「海外渡航時の最強のお守り」として非常に優秀。イギリスもオーストラリアもハワイも問題なし。
中高生の海外修学旅行や短期留学ならこれ1台で完璧にカバーできるし、長期留学でも現地生活に慣れるまでの「最初の命綱」になってくれる。 海外へ飛び立つ予定があるなら、渡航前のタイミングでahamoへの乗り換えを検討してみる価値は十分にある。
【おまけ】我が家の裏ワザ的?ahamo活用法
我が家では基本的に全員格安SIM(格安スマホ)を使っているが、実は1回線だけahamoを契約して維持している。
家族の誰かが留学や海外旅行、出張などで海外に行く際、そのタイミングに合わせてこのahamoの回線を順番に使い回すという運用法を実践している。ahamoの2,970円/1カ月でさえ、我が家では高級品だからだ。
レンタルWi-Fiをその都度借りたり、渡航のたびに新しい海外用SIMを手配したりする手間もコストもかからないため、子どもの修学旅行など、なにかと海外に行く機会が多いご家庭にはかなりおすすめのやり方。
この運用法の唯一のデメリット
家族間で同じSIMを使い回すため、ahamoの電話番号は「海外渡航用の予備番号」という扱いになる。自分のメインの電話番号のまま海外で着信を受けたい場合には向かない。
「デュアルSIM」の2台目(サブ回線)として持つのが最適解
このデメリットを解消するのが、スマホの「デュアルSIM機能」。
普段使っているメインのSIM(我が家の場合は格安SIM)はそのままスマホに入れたまま、渡航時だけahamoを「副回線(サブのSIM/eSIM)」として追加設定する。
- 普段のメイン番号: 日本からの緊急連絡やSMS受信用(着信専用)
- ahamo(サブ回線): 海外現地でのデータ通信&ネット検索用
こうしておけば、自分のメイン番号を維持したまま、現地ではahamoの快適なデータ通信(30GB)をフル活用できる。
ちなみに、誰も海外に行ってない期間は、デュアルSIMのサブ回線として使用することで、補足用ギガとし30GBを使うことができるので、損はない。
「毎回錬宅Wi-Fiを借りるのも勿体ない・めんどくさい」「家族の誰かが年に1〜2回は海外に行く」というご家庭なら、家族共通の「海外渡航用お守りSIM」としてahamoを1回線持っておくのは、かなり賢い選択肢だと実感している。



