
おはようございます,とんとんです.
この間,評価されるレポートについて書いたので,
今日は,その話の続きです.
前回は,一般的な話をしました.
今日は,理系,エンジニア,情報系のレポートに
特化して書いていきます.
- 締め切り厳守
- 有効数字
- 考察
1 締め切り厳守
これは,本来なら前回にも書くべきでした.
言わずもがな,ですが,締め切り厳守は基本中の基本です.
理系のレポートであろうと,営業のレポートであろうと,
締め切りに遅れた時点で,ふつうは0点です.
レポートの質を上げるためなら,締め切りは二の次なんて人を見かけます.
でも,たとえば,納期に遅れる,という状況を想定してみると,
遅れた時点で何もないのと同じなのです.
究極的には,
質よりも,締め切りです.
2 有効数字
これは,理系の人向けです.
有効数字を常に意識してください.
実験による測定値だったら,測定器の精度を確認してください.
コンピューターの計算だったら,桁落ちを意識してください.
有効数字は,非常に重要な項目になるので,
改めて詳述する予定です.
まずは,意識して書くようにしてください.
3 考察
これは少し難しいです.
すぐに身につくものではないと思いますが,
できないと,エンジニアの世界では生きていけません.
でも,考察ってなに?ってよく聞かれます.
簡単にまとめると,何かをよくするためのアイデアとそれをサポートする論理です.
もちろん,数字のうら付けがいります.
考察の考え方の一例
たとえば,故障して返品された製品について考えます.
この製品について,レポートにまとめてください,
と言われたとします.
「〇〇の部品に不具合が起き,動作不良となった」
では,失格です.
???
なぜ?ってなった人いませんか?
まとめてって言われたから,まとめましたでは,
レポートとして意味を成しません.
考察がないからです.
どうしたら不具合が減るのか?
作り方を変えるのか?
注意書きを変えるのか?
それにはどれくらいの時間とコストがかかるのか?
なんてことをできるだけ,具体的に書いてください.
それが考察です.
まとめ
理系の人のレポートにとって,有効数字と考察を考えることは必要不可欠です.
特に考察は,自分の言葉で書かないといけないので難しいです.
ですが,いい考察が書ければ,評価が上がることは間違いありません.
これから,ちょくちょくレポートについての記事を書いていきます.
(とんとん)