こんにちは.ぐ~ままです.
「鬼の花嫁」という小説はご存じでしょうか.今,コミカライズされ,大人気を博している漫画の原作です.最近では本屋さんにも大量に並べられています.
「鬼の花嫁」の魅力は何といっても,とろけるような無償の愛,でしょうか.主人公の花嫁に向けられる揺らぐことのないの愛に胸の高鳴りが止まりません.
今日は,その「鬼の花嫁」について,その魅力をご紹介するとともに,小説版とコミック版の違いをご説明したいと思います.
この記事の目次
小説版「鬼の花嫁」
まず,「鬼の花嫁」ですが,最近人気のラノベです.ラノベは小説でありながら,堅苦しさがあまりなく読みやすいのがいいですよね.そして,そのラノベからコミック化というのが今の人気作品の王道の流れ.
その中でもいま大注目されているのが,「鬼の花嫁」.あやかしと人間が共生する世界で,絶大な権力を持つ鬼とその鬼に花嫁と認められた女の子の物語.コミカライズされたことで宣伝をよく見かけるようになり,一気に人気に火が付いた感じです.本屋さんでも所狭しと並べられています.
原作の小説版「鬼の花嫁」は,現在,「スターツ出版文庫」から全8巻が出版されています.
結婚前のオリジナル編
新婚編
ここで,少し注意が必要です.小説版「鬼の花嫁」は全8巻が出版済みなのですが,巻数としては,1~8巻という数え方ではない,ということです.最初の5巻はいわゆる結婚前のお話で,1~5巻として出版されているのに対し,後の3巻は結婚後のお話で,<新婚編>として,新たに,1巻,2巻,3巻として出版されています.
2023年7月に新婚編の3巻が出版されたときには,間違えてオリジナル編の3巻を購入してしまった,という話をよく聞きました.紛らわしいので,間違えて購入しないように気を付けてください.
コミック版「鬼の花嫁」
小説版「鬼の花嫁」は,2022年10月からコミカライズされ,現在3巻まで発売されています.
さきほど,2023年7月に小説版「鬼の花嫁」の新婚編の3巻が出版された,と書きましたが,実は,コミック版の3巻も同時出版でした.これが,本当に嫌がらせか,と思うほど紛らわしいので,お気を付けください.
「3巻」と一口に言っても,
・<小説版>結婚前のオリジナル編3巻(~龍に護られし娘~)
・<小説版>新婚編3巻(~消えたあやかしの本能~)
・<コミック版>3巻
の,3種類あります.
間違えないようにするために,表紙絵をよく観察しておくことをおすすめします.表紙絵を見て,自分がほしいものを間違えて購入しないようにしてください.
「鬼の花嫁」で表面化した無償の愛へのあこがれ
さて,この「鬼の花嫁」ですが,なぜこれほどまでに人気が出ているのでしょうか?
一つには小説版がコミカライズされたことで,あちこちで一部分を宣伝を見かけるようになり,続きが気になって購入というパターンがあるのですが,それだけでは,読者は長続きしないはずです.
かく言うぐ~ままもコミックの宣伝を見て続きが気になり,原作の小説を読んだ一人なのですが,いや~,読んでて何が楽しいって,主人公が花嫁としてそれはそれは,大切に大切にされているところです.わがままを言っても,何をしても,揺らぐことのない花嫁への愛.他人には決して向けられることのない,笑みを独り占め.花嫁に害なすものへの身も凍るような敵意.
やっぱり人間って,愛されたい生き物なんですよね.だからみんな心の内に無償の愛への憧れがあるのです.物語を読むうえでそれを思わず実感.もしかして,「鬼の花嫁」にハマる人は主人公同様,愛に飢えているのかもしれません.
虐げられていた主人公が実はお姫様や貴族だったという設定は,よくあります.そして,みんなにちやほやされ,かしずかれる状況にひそかに憧れ,自分も・・・と夢想する人は少なくないはず.ですが,ちょっとありふれた設定,なんですよね.
「鬼の花嫁」にこれほどまでに心惹かれるのは,このありふれた設定にプラスして,だんなさまである鬼からとろけるような無償の愛を注がれるという点だと思います.この設定は今まであんまりなかった気がします.「鬼の花嫁」のヒット以降,乱立した感がありますが...
「鬼の花嫁」の揺らぐことのない花嫁への無償の愛は,読んでいて本当に心が安らぎます.こんなに愛されている主人公に憧憬の念を抱いてしまうほど.それこそ,自分にもこんなに愛してくれる人がいたら,,,なんて思ってしまうのです.読み進めるほどに,ささくれだった(?)心がなんだか癒されるのを感じ,ついついページを繰る手が止まらなくなってしまいます.
小説版とコミック版の違い
何度もお伝えしているように,「鬼の花嫁」には原作の小説版とコミカライズされたコミック版があります.オトク度でいうと断然,小説版です.小説版の1巻分のお話が,コミック版では3巻でも終わっていないからです.つまり,同じところまで読もうとすると,冊数だけでみても単純に3倍必要になります.
そのうえ,コミック版は出版の進行が遅いです.コミック版は先日ようやく3巻が出版されましたが,これは小説版の1巻分にも追い付いていません.小説版はすでに8冊出版されていることを考えると,早く先が知りたい,待てない人には断然,小説版がおすすめです.
ただ,コミック版には小説版には書かれていなかった場面やエピソードが追加されていたりするので,より描写が丁寧になっている,という利点はあります.
小説版「鬼の花嫁」を一番オトクに読む方法は,Kindle Unlimited
コミック版の宣伝で一部だけ読んで続きを読みたい,という人も多い「鬼の花嫁」シリーズですが,どうすれば一番オトクに読めるのでしょうか?
実は,一番オトクに読む方法は,スターツ出版運営の小説サイト「ノベマ」.ノベマは無料で小説が投稿できるサイト.小説版「鬼の花嫁」ももともとはこのノベマに投稿されている小説を,書籍化されたものです.「ノベマ」は小説を投稿するのも,投稿された小説を読むのも無料.なので,とにかく無料で,という人はこのサイトで読むといいでしょう.
ですが,書籍化された本がサイトと全く同じかというとそうではありません.やはり,書籍化するにあたり加筆修正が行われます.エピソードが追加されることもあります.なので,読みやすさからいくとやはり書籍化された本がおすすめ.
文庫本は「スターツ出版文庫」から出版されています.本屋さんなら今やどこでも手に入れることができるでしょう.多くの本屋さんで大々的にキャンペーンをするほどの人気ぶりです.オンラインでも簡単に入手できます.
ですが,「オトクに」読むのであれば,断然,電子書籍になります.その中でも,Kindle Unlimited がおすすめです.その理由は,Kindle Unlimitedの対象に,全8冊中3冊が含まれているからです.
Kindle Unlimited は,基本の月額料金は980円ですが,30日間の無料体験があります.また,いったん会員になったとしてもその後休会していれば,「2か月99円」のようなキャンペーンが不定期で開催されます.
無料体験であれば,Kindle Unlimited の対象になっている本は無料で読めるということになるのです.
小説版「鬼の花嫁」全8冊のうち,Kindle Unlimited の対象になっているのは,
1巻「~運命の出逢い~」
2巻「~波乱のかくりよ学園~」
5巻「~未来へと続く誓い~」
の3冊です.(2023年8月現在)
なんで,1,2,3巻じゃないのかは疑問ですが・・・全8冊の内,3冊が無料で読めるのはありがたいですよね.オトクに読みたいのであれば見逃せません.
ちなみに,Kindle Unlimited の対象外の巻については,Kindleで読むことができます.もし,初めてKindle本(電子書籍)を購入するのであれば,初回限定70%OFFクーポンがあります(詳細はコチラ).普段Amazonを利用している人であれば,たまっているポイントも使えますし,逆にポイントをためることもできます.
電子書籍であれば,他にもお得に読めるサイトはありますので,追ってご紹介していきますね.
まとめ
「鬼の花嫁」は,現在ぐ~まま家で一家そろってはまっている小説です.コミック版もいいですが,話のテンポがよく,先行して物語を読めることから,断然小説版がおすすめ.
そして,オトクに読みたい!というのなら,3冊を無料で読める Kindle Unlimited が一番です.ここだけの話ですが,Kindle Unlimited の対象でない巻については,メルカリなどで購入するのも休む済ませられる方法です.
とにかく一度読んでみてください.とろけるような無償の愛を感じてください.
(ぐ~まま)