【イギリスつれづれ】小学校に入学するのも,『自己責任』

おはようございます.ぐ~ままです.

先日,イギリスの小学校で驚いたことを書きました.

クラスの中に,習熟度別のグループがあることに,驚きとともに,うらやましいと感じました.

イギリスの小学校で驚いたことは,ほかにもたくさんあるので,いくつかを紹介していきたいと思います.

もちろん,イギリスの小学校がすべてがこうだとは限りません.

たまたま行った小学校の方針だった,というだけの可能性もあります.

ですが,日本の小学校との大きな違いに衝撃を受けたのも,事実です.

こんな小学校もあるのだな~という思いを共有してもらえたらと思います.

小学校入学は,自己責任

入学も激戦

イギリスの小学校は,地区制ではありません.

日本の小学校は,住んでいる地区によって小学校が自動的に決まります.

ですが,イギリスでは,自分で小学校を決めます.

『自己責任』です.

とはいっても,定員があるので,行きたいところに必ずしも行けるわけではありません.

日本の保活(保育園)のように,ポイント制で,優先順位がつけられます.

ある意味では,自分で選べるので納得しやすいですが,毎年,”いい”学校には希望者が殺到するので,狭き門になる学校もあります.

また,学校に近い人の方のほうが,優先ポイントが高くなるので,わざわざ学校の近くに引っ越す家庭もあるそうです.

学校の”通信簿”

では,みんながどのように学校を選んでいるかというと,ちゃんとした監査機関による学校評価制度があるのです.

言ってしまえば,第3者機関による学校の通信簿のようなものですね.

もちろん,事前の見学なども重要ですが,この評価制度によるレポートは,公正な審査を経た結果として,大いに学校選びの参考にされています。

この評価レポートは公表されているため,学校側もよい評価が得られるよう,努力するそうです.

なので,イギリスでは公立の学校も総じて質が高くなるのですね.

日本でこんなレポートが公表されたら,どうなるんでしょうね・・・

転校もあたりまえ

入学する学校を自分で選ぶということは,気に入らなかったら,いつでも転校してもいいということです.

希望する学校に入れなかった場合は,Waiting Listで,いわゆるキャンセル待ちをすることもできます.

そして,空きが出れば,さらっと転校してしまうのだとか.

転勤,引っ越しに伴う転校以外ほとんどない日本とは大違いです.

ただ,我が家の場合はそれが奏功して,出入りが激しいからこそ,転入生である子どもたちも,すんなりクラスに受け入れてもらえたといえます.

我が家の場合の学校さがし

イギリスでは,このように自分で学校を選ぶ必要があったので,我が家のBoyとGirlの学校探しも大変でした.

いざ,申し込み

BoyとGirlが学校に行こうかな,と言いだしたとき,まず,役所に申請方法を確認しました.

すると,「行きたい学校に自分で行って,話をしてください」

ほおー.

公立なのに,役所が一元管理しているのではなく,自分で行きたい学校に直接,問い合わせろ,とのこと.

びっくりしましたが,びっくりしててもしかたがないので,申し込みに行きました.

家から歩いて2分のところに,評価レポートの成績もいい学校があったので,これはラッキーとばかりに出向きました.

しかしながら,結果は,「full」.つまり,満員.

あら.困った.

本当に,定員ってあったのね.

正直言うと,定員制というのは調べて知ってはいましたが,こんな田舎の小学校なら,大丈夫なんじゃないか,という期待もあったのです.

ですが,さすがに評価レポートがいい学校だけあって,満員でした.

Google Mapで調べる

それから,Google Mapで小学校を調べて,近いところから順番にアタック.

すると,3つめと4つめで,それぞれ,「Boyのみ」「Girlのみ」なら空きがありました.

でもっ.

子どもが現地の小学校に行くというのは,親にとってもチャレンジングです.

それが,2人別々の学校に行くとなると,親としてもちょっと~

役所に聞く

正直言って,ここまでシビアだとは思っていなかったので,ちょっと焦り始めました,

せっかく子どもが小学校に行くと言ってるのに~.

何とかしなくてはっ,

ということで,役所に聞いてみました.

「2人とも受け入れ可能な学校を教えてください」

すると,拍子抜けするほどあっさりと,教えてくれました.

いや,確かに私がそういう聞き方をしなかったのも事実ですが,それなら,最初から教えてよ!

学校決定!

紆余曲折を経て,何とか学校が決まりました.

新興のマンモス校だったので,空きがあったようです.

評価レポートはそんなに良くはなかったのですが,結果として,子どもたちにとってはいい教育環境だったと思います.


入学するだけで,こんなに大変だとは本当に思っていなかったので,それが最初の驚きでした.

『自己責任』で決める,というのが,こんなところにまであるんですね.

ちなみに,Home Schoolといって,学校に行かず,家で勉強する家庭もあるそうです.

(ぐ~まま)

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