
おはようございます.とんとんです.
昨日,とんとんがビットコインに興味を持ち始めたきっかけについて,書きました.
要は,どこの国の通貨とか,両替手数料とかそういったことを考えずに世界中で使えるのではないかと,考えたのです.
では,実際はどうなのか?
今日は,まず,そもそもビットコインとは何か?について,ご紹介していきます.
ビットコインとは何か?
簡単にいえば,ビットコインは,「仮想通貨(※)」の一種です.
つまり,お金.
ポイントは,「仮想」というところ.
実物の硬貨なり,紙幣なりとして手元にあるわけではなく,インターネット上でのみ管理されるお金です.
(※ 資金決済法の改正(令和2年5月1日施行)により,法令上,「仮想通貨」は「暗号資産」へ呼称変更されました)
仮想通貨
実は,仮想通貨はビットコインでなくても,身近なところで浸透しています.
例えばオンラインゲーム.
ゲーム内の通貨は,現実世界のお金から換金することで,ゲーム内でのみ使えるものです.
ゲーム内でしか使えないので,「仮想」通貨です.
また,購入したポイントを使って,買い物をするネットフリマなどのサイトでも,「仮想」通貨は使われていますね.
ビットコインの管理
ビットコインが,オンラインゲームやアプリなどと決定的に違うのは,管理体制です.
いうまでもなく,オンラインゲームの管理は,ゲームの主催者(企業)が行っています.
ネットフリマなどでも,企業などが管理者です.
それに対して,ビットコインは特定の企業や組織によって管理されているわけではありません.
詳しくは後述しますが,管理者がいないにもかかわらず,混乱も起きず秩序正しく運用されていることが,ビットコインの最大の特長なのです.
ビットコインの仕組み
ビットコインの仕組みをもう少し詳しく見てみます.
ビットコインは,コンピューターのネットワークを介して,取引されます.
ブロックチェーンと呼ばれる技術で,ネットワーク上で分散して保存されている情報と取引情報の検証作業が行われます.
検証作業には膨大な量の計算が必要になるので,その計算作業を世界各地のコンピューターで分担しているのです.
この計算作業のことをマイニング(mining,採掘)といい,計算を行うのがマイナー(採掘者)です.
マイナーは,マイニング作業を担うことで,報酬としてビットコインがもらえます.
このため,世界中のマイナーたちが, 超高性能のコンピューターを何台も連結して,大掛かりにマイニング 作業を行っています.
理論上は,インターネットにつながったコンピューターがあれば個人でもマイニングできます.
ですが,報酬を受け取れるのは,最初に検証作業を完了させた人になるので,実際のところ,マイナーのほとんどは,計算スピードが速い大掛かりな装置を持っている人です.
ビットコインの安全性
ビットコインは,インターネット上で管理される仮想通貨ですが,安全性はどうなのでしょうか?
改ざんや不正は行われないのでしょうか?
ブロックチェーンの技術がこの安全性に力を発揮しています.
取引の情報は,チェーン状で世界中のネットワーク上で管理,検証されています.
ということは,仮に改ざんしようと思っても,すぐに他のマイナーに発見されてしまうのです.
つまり,世界中で相互監視しているので,安全性が確立されています.
ビットコインの発行と入手方法
ビットコインは,取引が行われるたびに,マイニングの報酬としてマイナーに支払われます.
では,無限に発行され続けるのかといえば,そうではなく,総量は2,100万 Bitcoinと定義されているそうです.
2020年12月時点で,約1652万Bitcoinが流通しているので,新規で発行されるのは残り約450万Bitsoinとなります.
では,今のうちにビットコインを入手しておきたいと思うかもしれません.
ですが,前述の通り,個人がマイニングの報酬として入手するのは現実的には無理です.
実質的には,所有者からの購入しか方法はありません.
このため,ドル,円などの通貨で購入できる取引所があります.
日本では,暗号資産と法定通貨との交換サービスを行うには,暗号資産交換業の登録が必要となっており,2021年10月現在約30の業者が登録されています.
金融庁のHPで 暗号資産交換業者登録一覧 が掲示されています.
まとめ
インターネット上の仮想通貨であるビットコインがなぜ,安全なのか,とんとんはずっと不思議でした.
唯一無二の理論があって成り立つ,技術なのだと知りました.
次は,ビットコインの最近のニュースを見ていきます.
(とんとん)
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